# Claude Code 2.1.138-2.1.148 changelog memo

概要
Claude Code の 2.1.138 から 2.1.148 までのアップデートをまとめてチェックした。地味な内部修正(2.1.138)から始まって
、エージェントビューの登場(2.1.139)、Fast mode の Opus 4.7 化(2.1.142)、/simplify の /code-review
リネーム(2.1.147)と、結構大きな変化があったバージョン群。
主なトピックを箇条書きで:
- 2.1.139:エージェントビュー(
claude agents)登場、/goalコマンド追加、/scroll-speed追加、トランスクリプトビュー強化 - 2.1.140:Agent ツールの
subagent_typeマッチが大小文字・区切り非依存に、/goalのハング修正 - 2.1.141:フックに
terminalSequenceフィールド追加、Rewind メニューに「Summarize up to here」、長時間思考スピナーがアンバーに変わる挙動 - 2.1.142:Fast mode が Opus 4.7 デフォルトに、
claude agentsの新フラグ群追加、ルート直下SKILL.mdのプラグインがスキルとして認識 - 2.1.143:プラグイン依存関係の強制、
worktree.bgIsolation: "none"設定追加、PowerShell ツールが-ExecutionPolicy Bypassデフォルトに - 2.1.144:バックグラウンドセッションの
/resumeサポート、「extra usage」→「usage credits」リネーム、API 到達不可時の起動ハング(最大75秒)を15秒に短縮 - 2.1.145:
claude agents --json追加、OTEL trace parenting 修正、Read ツールの whole-file 超過時に PARTIAL view フォールバック - 2.1.147:
/simplifyを/code-reviewにリネーム、ピン留めバックグラウンドセッション、auto-updater のリトライ強化 - 2.1.148:2.1.147 で混入した「Bash が常に exit 127」リグレッション修正
ピックアップ
今回は特に気になった 3 つを深掘り。
/goal コマンド(2.1.139)
完了条件を自然言語で設定すると、Claude
がそれを満たすまでターンをまたいで自律的に作業を継続してくれる新機能。普段は1ターン1往復で止まるけど、/goal
を使うと「条件達成まで自分で次のアクション考えて動き続ける」モードになる。
使い方の例:
/goal すべてのテストがパスして、lintエラーもゼロになるまで続けて
こう指示すると、Claude は:
- エラーが出たら自分で修正トライ
- テストを走らせて結果を見て次の修正を考える
- 条件が達成されるまでループ
動作環境:
- interactive モード(普通の対話)
-p(headless/print モード):CI スクリプトに組み込める- Remote Control:リモートからキック可能
UI 面ではオーバーレイパネルで以下をライブ表示してくれるので、暴走監視しやすい:
- 経過時間
- ターン数
- 消費トークン
Esc で停止可能。2.1.140 で disableAllHooks/allowManagedHooksOnly 時の無言ハングが修正され、2.1.143
でバックグラウンドシェルや subagent 実行中の evaluator 誤発火も修正された。
ユースケース:
- 「全テストが緑になるまで修正を続けて」
- 「マイグレーションエラーが消えるまで調整して」
- 「型エラーがゼロになるまで」
claude agents の新フラグ(2.1.142)
claude agents は 2.1.139 で追加されたエージェントビュー。実行中・ブロック中・完了済みの全 Claude Code
セッションを1画面で管理できるダッシュボード。バックグラウンドセッション(claude --bg)も統合表示される。
2.1.142 では以下の新フラグが追加された:
| フラグ | 役割 |
|---|---|
--add-dir <path> |
セッションが触れる作業ディレクトリを追加 |
--settings <file> |
カスタム settings.json を適用 |
--mcp-config <file> |
カスタム MCP 設定ファイル |
--plugin-dir <path> |
カスタムプラグインディレクトリ |
--permission-mode <mode> |
パーミッションモード(auto / ask / bypass など) |
--model <model> |
デフォルトモデル指定 |
--effort <level> |
effort レベル |
--dangerously-skip-permissions |
パーミッション確認スキップ ⚠️ |
ポイントは、これらのフラグがダッシュボード自体にも、そこからdispatch されるバックグラウンドセッション全部にも適用されること。つまり:
bash
claude agents --model opus --effort high
と起動すれば、そこから派生する全セッションがそのデフォルトで走る。
2.1.143 ではさらに /bg や ← デタッチでもこれらフラグが保持されるよう改善されている。
ユースケース:
- チーム共通の設定でエージェント群を立ち上げる
- 特定プロジェクトの MCP・プラグイン構成を持ち回す
- effort や model を統一して並列実行
/simplify → /code-review リネーム(2.1.147)
役割そのものが変わった大きめの変更。
- 旧
/simplify:コードを簡素化&その場で修正する「cleanup-and-fix」機能 → 削除 - 新
/code-review:正確性バグ(correctness bugs)に特化したレビュー機能
「整理屋さん」から「バグハンター」に役割が変わったイメージ。
使い方:
bash
/code-review # デフォルト effort でレビュー
/code-review high # 高 effort で深掘り
/code-review high --comment # GitHub PR にインラインコメント投稿
effort レベル:
- 低 effort → 速いけど浅い
- 高 effort → 時間はかかるが深い分析(複雑な並行性バグやエッジケースまで拾う)
--comment フラグが地味に強力で、レビュー結果を GitHub PR
の該当行にインラインコメントとして直接投稿してくれる。「コードレビュー依頼前にとりあえず /code-review high
--comment 投げとく」ワークフローが組める。
注意点:
- もう「コード整理」はやってくれないので、必要なら別途指示する
- バグ検出に振り切ったので、可読性や冗長性は指摘されにくいかも
/ultrareview との違い:
/ultrareviewは複数エージェントによるクラウドレビュー(重量級・課金あり)/code-reviewはローカルで動く軽量版、effort で調整可能
まとめ
claude agents を中心としたエージェント管理の世界観が 2.1.139 以降ぐっと固まってきた印象。/goal と組み合わせると
「条件を満たすまで自走するエージェントを複数並列で監視する」みたいな運用も現実的になってきた。/code-review
も日常の PR ワークフローに組み込みやすそうなので、まず使ってみたいところ。