『佐久間宣行のずるい仕事術』を読んだ

はじめに

オールナイトニッポン0で佐久間さんのラジオを良く聴いている。
最初は本をスルーしていたのだけど、色々とお仕事で思うことがあったので気晴らしに読むことにした。
62の方法と書いてあるとおり、1項目に付き数ページ程度で区切られていてトピック単位で読みやすくなっている。

感想

著者が30歳付近で色々とあった葛藤を乗り越えるために、
または大きな組織の中で自分が成果の出せる仕事をやり遂げるために気づいたこと・実行したことをまとめた一冊。
この会社でやってきたN=1の体験でありながら、話されていることは会社でなく組織の話であるため
組織の中で働く人であれば読みながら仕事の情景が思い浮かぶに違いない。

ずるい仕事術とかいてあるけれど(ラジオでも話されていたが)、ずるく仕事をするというわけではなくて
人から「ずるい」と言われるような成功を積み重ねるために実行してきた「仕事術」という感じで
仕事の向き合い方としてはむしろ正しく、正しいがそのすべてを実行できている人は多くないのではないかと思う。

本を読んで通して感じた感想としては

  • 強い主体性
  • やりきる
  • 人を大事にする
  • 真摯に向き合う(イービルにならない)
  • 自分を大事にするラインは守る

ということを仕事のいろいろな場面で適用されていたように思う。
さーっと読んで気になる章を読むのでも全然良さそう。
かなりActionにまでされているので、いいなと思ったことを一つずつ実行するのでも良さそう。

少し想像をすれば当たり前なのだけど、佐久間さんがただの気の良い愉快なおじさんではないことがわかる。
ラジオを聴いていると忘れそうになるが。