『採用学』を読んだ

[服部 泰宏]の採用学(新潮選書)

どんな本?

ただよう気配は新卒採用がベースではあるが、日本における採用に関して歴史や手法、研究を「実態」と織り交ぜながら説いた本。ここ数年で日本における採用に大きな変化が訪れており、その環境下で採用担当者へのネクストアクションを手引するような一冊だった。

1,2章で日本における採用全般・歴史を取り扱い、3,4章で良い採用を行うための募集をかけるときの考え方・選考に関する考え方を科学的手法を用いて解説されている。5,6章は近年の採用活動のトレンド紹介となっている。

個人的に興味深かったのは4章の「優秀なのは誰だ?」の章で、選考におけるバイアスや選考活動を社内の育成機会と統合して考える拠り所の話などがされておりとても学びの多い章だった。

感想

新書なのでたくさんの図解とかがあるわけではないが、割とわかりやすく書かれている本だったので歴史のところは読んでいてい面白かった。選考の難易度が高い、心理的な読み合い、画一的な試験の対策が取られたこと結果抽象的な「感覚」にたよって合否が出されるはなしとかはさもありなんという感じだった。

そういったバイアスから解き放たれるために客観性のある基準をつくりその基準を運用していくことの大事さを読んでいて感じたりした(その基準を作るのが大変というのがまたあるのだけど)。

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