『まんがで身につく孫氏の兵法』を読んだ

まんがで身につく 孫子の兵法 ((Business Comic Series)) | 長尾一洋(著)、久米礼華(まんが) |本 | 通販 |  Amazon

きっかけ

OODA LOOP で何度も孫氏についての言及があったので、サクッと読める本が欲しかった。それであれば漫画が最適だろうと探したらあった。読んでみたという次第。

孫氏についてガッツリ知りたいと言うよりは、ニュアンスだけ知ってもし知りたければ他の本を買ってみようとおもったのでサラッと読めるくらいが良かった。

どんな本だったか

ブラック企業に努めていた主人公が打ちひしがれて地元転職したのは御米屋さん。平穏な日常を求めていたのに次から次にやってくるピンチに主人公はぐったり、そこに謎の掃除のおばさんがめちゃくちゃ孫氏をpushしてくる。

…というあらすじは孫氏の良さを引き立たせるためのストーリー、さながら、進研ゼミの漫画のような展開なのですが、孫氏の哲学(?)を現代の人々がどういうニュアンスでありがたいと感じているかはすごくわかった。とにかく株式会社孫氏という感じで宗教かのように後半孫氏語録のパンチラインをぶつけ合うみたいな感じになって本当に株式会社孫氏という感じです。

どう感じたか

一つは、30分で漫画部分は読めたので目的は達成できた。

二つは、孫氏の言葉自体はずっと昔の言葉なのに言いたいことは人とはみたいなところが強いニュアンスをうけて(現代人が拡大解釈しているかもしれないけど)、人は変わらない、人に対処しなければ…という感じがしました。人は普遍、人に学ばねばという。

孫氏自体は今すぐじゃなくても良いかなという感じがした。孫氏にあと2回位ぶつかったら読もうかなと。

「兵は詭道なり」の解釈とかが現代っぽくてそのあたりはあたりがすごい柔らかく、経営というよりは人と働くというところでちゃんと活かせるよって読ませているところが良かったなと思いました。

おすすめする人

  • 時間がないけどとりあえず孫氏とは…となっている人

最後に

株式会社孫氏でした。