[2020] 今年読んだ本

2020年振り返り本編です。読み終わったとは言ってないところがポイントです。

お仕事系

今年のはじめは1on1の勉強をしていたため、コーチングの文脈の本をいくつか読んでいた遠い記憶があります。その中で1兆ドルコーチが話題になっていたので読んでみたんですが、これはコーチングの勉強になるかと言うと個人的にはそうでもないかなと思いました。

ただ単純に読み物として面白かったのと、直前に『人を動かす』を読んでいたのでそれとの共通点を見出したあたりが一番興味深かったところかなと思います。こんな人がいたのか!という気持ちです。

今年の後半はプロダクト開発とは、開発プロジェクトとは…という一年だったのでいくつかスクラムの学習を進めた一年でも有りました。

エッセンシャルスクラム は今までscrum boot campしか読んでなかったところからもう一段現実に即した、実際的なところでscrumの深みを勉強したく読んだ本でした。たくさん学びがあったのでscrum boot campの次に読む本としては最適だった気がします。

More Effective Agile も同じ意味合いの読み始めた本でした。もともとはscrumはなんとなく型としては頭に入ってきたところで、scrumがフィットするパターンとフィットしないパターンがあることを感じてきてじゃあフィットしないときの選択肢は?というところでagileに立ち返るかと読み始めた本。しかしながらscrumの文脈が多く読んでよかったのですが、時間がなければEssential Scrumかこの本かどちらかでも良いかなと言う気がします。

スクラム 仕事が4倍早くなる”世界標準”のチーム戦術 はスクラムの学習の一環でおすすめ頂いた本でスクラムが生まれた背景・原則について書かれていたのでもう一弾スクラムについて学習する意味で良い本だったと感じます。こういうの読むと体への定着が良いんですよね。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK は改定されたのでその改定の確認で買いました。

PMBOK第6版の基本 は日々の開発からもっと俯瞰してプロジェクトの始まりから終わりまでのプロセスを見て全体感を養うこと & 古い知見があるはずっていうところで歴史のあるPMBOKを訪ねてみました。が、この本は私の用途ではあまりにも頭の定着が悪かったためおすすめするとしたらPMBOKの資格取得・学習用途ではよくまとまっているのではないかと想像するのでそういう方向けの本だったのでは?という個人的な反省です。

SCRUM MASTER THE BOOK もふわっとしがちなスクラムマスターの役割をもう一度固めてみようと読み始めた本でした(が、ぜんぜん読めなかった。)

そんな感じでプロダクト開発を進めていく中で痛感するのは、プロダクトマネージャーの重要性と大変さでした。その理解のために INSPIREDプロダクトマネージメント を購入してみた。

プロダクトマネージャー ってやばくない?自分には全然できる気がしない!となり私としてはそこをサポートできる技能を身に着けていきたいとなった次第です。プロダクトマネージメントの方はまだ全然読み進められておりません。

あとは組織とか意思決定とかそういう文脈の本を少し読みました。人材マネージメントの文脈でお勧めいただいた 図解 人材マネジメント入門 。意思決定スキルとしての OODA LOOP 。後者の本は最近読み始めたばかりですが、背景に戦争の話がよく上がっていてビジネスis戦いだなーと見当違いの感想を抱いているところです。

その他系

スタートアップ会話で話題の 僕は君の「熱」に投資しよう を読んだり(感想は別にblogに書いたのでskip)。

数年後に家を検討しそうな気配がしたので、家の本を買ったり。

子供が寝なかったので寝かしつけの本を読んだり(そしてうまく行かなかったり)

私の料理は冷蔵庫の残り物を何とかするという行動原理で動いていたので、そのベクトルを活かしつつ「決まった材料」で「決まった手順」にのっとって料理をつくり基礎練習を積もうという背景でこの本を購入。生姜焼き早速上手にできたので本は偉い。

技術書系

買った本は色々あったんですが手を付けたのはRustだけという体たらく(そしてRustも全然書けてない)。

最後に

今年買った本が50冊ぐらいだったんですが、手を付けたのが上記の本たちっていうところで怖いですね。完全にkindleの肥やし。

読んだ本を並べてみると今年何をしたかったのかよくわかって面白いですねという月並みの感想で文章を締めます。