2020/01/12 角度と鎌倉

昨日ふと何となく意を決した。

五か月の子供と初めて鎌倉に行くことにした。鎌倉は昔から何度も妻と行った場所でデートにもいったし結婚式もやったりしてとにかく幾度となく通っていた場所だった。

子供が生まれてからというもの、やはりお出かけすら難しい月が何か月かあり最近やっといろいろなところへ行けるようになってきた。

(安産祈願した場所にも報告に来た)

特に妻は子供と触れる時間が長く外界への接点が減りがちだ。その世界を少しだけ押し広げる意味でも鎌倉に行くことはとても良い選択だった。

(朝早かったのでまだ人もまばら)

メインの目的はお子が無事生まれたことを報告すること。妊娠中神社に行けば必ず「ちゃんと生まれて来られる準備をやって参りますので見守りください、何卒」などとお参りしがちだったため、そこは「お子、元気です」とお知らせせねばなりませんね。

また結婚式でお世話になった方へもお子の顔見せをしようという思惑があり、本当に簡単なお土産などを携え向かったのでした。

ところで話は変わりますが赤ちゃんとお出かけをすると街の表情が一変するという気づきがあります。今のお子はリズムこそできてきましたがやはりいつお腹が空くか、いつおむつに耐えられなくなるか、いつ不機嫌となるか若干予測不可能な側面があります。

(左からお子・私・妻。八幡のおみくじは辛め)

そうなると要所要所でそれらを解消できそうな目安となるセーブポイントを見つけておくことが推奨されます。そして当然オムツ やミルクなどお出かけ用品も嵩張っていく。そう身軽にお出かけはできなくなります。

(リニューアルの鎌倉美術館に素敵カフェ)

すると今まで見知った私たちの街は表情を変えて知らない街のように見えてきます。本当は そこにあったはずの光景だったはずなのですがあの時の私たちにはそのことへの影響がなく見えていなかったのですね。

幾度となくきた街なので少し調べればあたりこそつきますが行ったことのない道を行ったり知らない施設に足を踏み入れたりしています。主観ですが鎌倉はそういう意味ですごく優しい街ではなかった。(変わらず好きです)

昔のわたしは複合商業施設みたいなものをどこか均一的でつまらないというふうに感じていたのですが、いざ子供が生まれてお出かけしてみるとありがたいが集積されているような場所だという気づきがありました。これもまたある種「角度」であるのかなとおもいました。かつてのわたしはきっとその街のターゲットではなかったのですね。

鎌倉は人も多いし自分にとってはある種不便なわけなのですが、それでもお子さん連れの人は多くわたしもまたあらためてこの鎌倉に訪れるだろうことは想像に難くありません。

近年では多目的トイレがたくさんのところにあって、結構助けられていたりします。それでも数は足りないし、正直恥よりお子ではあったりするので衛生的なものはさておき公共の場でも多少社会は寛容でも良いのではと思ったりしますが、これは違う人生ではまた知ることのない角度で生きている人がいらっしゃるでしょうからこれまた強くは言えないものだなとおもいます。

(おにぎり屋さんのおにぎり、これは格別だった。鮭は230円)

話が大きくなってしまいましたが、そんな角度を感じながらも式場でお世話になった担当の方にもご挨拶ができお子の顔を見て喜んでいただき、また担当プランナーさんもこの度ご結婚されたということで私たちも喜び一塩でした。(そのあとそのかたのプランナーをやることになったプランナーさんともお話ししてプランナーのプランナーは大変そうですねなどと話したりしていた。)

(式場に通っていたときによく行ったカフェの店員さんも覚えててくれてちょっと懐かしい話をした。)

お子の写真良い写真が何枚もあったんですが、一応インターネット解禁は物心つくまで親発信はやめようということにしているため載せられなくて残念(?)です。

取り留めもありませんでしたが、知らない街としての鎌倉だったとしてもやはり私たちにとっては好きな街です。

環境や立場や持てる手札で世界の角度はいくらでも存在していることを心の片隅にしまっておかなければいけないね、とお子に語りかけたもののそんなことを知る由もなく帰りの電車はスヤスヤなお子なのでした。

初めての鎌倉お疲れ様、いい子にしててくれてありがとう、たのしかったね。

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