「すべては一杯のコーヒーから」を読んだ


出会った会社の代表の人に教えてもらった本。その時は一期一会の可能性があったのでその場で購入したみた。
これは良き本でした。
この一年タリーズに行きまくっていて、本を読むには最適なタイミングでした。自分が好きで行っている場所にこのような歴史が会ったことを知ることができることがそもそも面白かった。

この本を読んで一番強く感じたことは「情熱を持って仕事をすること」で、そのことを強く伝えたいように感じました。
著者は、危機であったり障害であったりすることをとにかく素早く動き徹底することで切り抜けたり掴み取ったりします。
そのバックには情熱があり、その情熱の背後にはさらに目的があり、またその背後には夢があります。
それを感じさせる文体が非常に読みやすくて、勉強になることが多かったです。

もちろんお会いしたことなんてありませんが、こうと決めたらやり遂げる才能が飛び抜けていたり、一歩前に出てリーダーシップをとることができたり、人に真正面から向かい合い心をつかむ才能があったり、本の中では著者自身のことなので意識なく当然のこととして行動していたりしますが、本の文章からそれらがにじみます。人に対する向かい合い方もすごく好感的に移りました。

その人間的な魅力の根源が「情熱」なのかもしれません。

なんとなくおすすめしていただいた方の言葉の端々にこの本の内容が交差して、人におすすめされた本を読む面白さの一つかもしれないなんてことを思いながら読み終えました。