Claude Code 2.1.101 changelog memo

概要

Claude Code v2.1.101 のアップデート内容をまとめます(v2.1.99、2.1.100、2.1.102〜2.1.104 はスキップバージョン)。

新機能

  • /team-onboarding コマンド追加 — ローカルの Claude Code 使用状況からチームメンバー向けのランプアップガイドを自動生成
  • OS の CA 証明書ストアをデフォルト信頼 — エンタープライズ TLS プロキシが追加設定なしで動作。従来のバンドル CA のみ使いたい場合は CLAUDE_CODE_CERT_STORE=bundled を設定
  • /ultraplan などのリモートセッション機能 — ウェブで事前設定しなくてもデフォルトのクラウド環境を自動作成

改善

  • Brief モード — Claude が構造化メッセージではなくプレーンテキストで返答した場合、一度リトライするように
  • フォーカスモード — 最終メッセージしか見えないことを考慮して、よりセルフコンテインドなサマリを書くように改善
  • ツール利用不可エラー — なぜ使えないのか・どう対処すればいいかを説明するメッセージに改善
  • レートリミットのリトライメッセージ — どのリミットに引っかかったか・いつリセットされるかを表示するように
  • 拒否エラーメッセージ — API から提供された説明文を含むように改善
  • claude -p --resume <name>/rename--name で設定したセッションタイトルを受け付けるように
  • settings.json の耐障害性向上 — 未認識のフックイベント名があってもファイル全体が無視されなくなった
  • SDK query()for await から break したときや await using を使ったときに、サブプロセスと一時ファイルをクリーンアップするように

バグ修正(主要なもの)

  • セキュリティ修正 — LSP バイナリ検出の POSIX which フォールバックのコマンドインジェクション脆弱性を修正
  • メモリリーク修正 — 長いセッションでメッセージリストの過去コピーが大量に保持されていた問題
  • --resume/--continue — 大きなセッションで会話コンテキストが失われる問題、サブエージェントへ誤ってブリッジする問題を修正
  • ハードコードされた 5 分のタイムアウト — ローカル LLM・拡張思考・遅いゲートウェイを中断していた問題を修正(API_TIMEOUT_MS を尊重するように)
  • Grep ツール — 組み込み ripgrep バイナリのパスが古くなった際の ENOENT を修正。システムの rg へのフォールバックと自己修復機能を追加
  • /resume ピッカー — 他プロジェクトのセッションが非表示になる問題など複数の問題を修正
  • プラグイン — 重複した name: フロントマターで間違ったプラグインにスラッシュコマンドが解決される問題など複数の問題を修正
  • カスタムキーバインド~/.claude/keybindings.json が Bedrock・Vertex・その他サードパーティプロバイダーで読み込まれない問題を修正
  • [VSCode] — 最後のエディタタブを閉じたときにチャット入力下のファイル添付がクリアされない問題を修正

ピックアップ

/team-onboarding コマンド

ローカルの Claude Code の使用履歴・設定を解析して、新しくチームに参加したメンバーが Claude Code を使いこなすための「ランプアップガイド」を自動生成するコマンド。

~/.claude/ 内の会話履歴・設定・カスタムスキルなど、チームのプロジェクト固有の使い方(よく使うコマンド、hooks 設定など)を参照して、「このチームでの Claude Code の使い方」を文書化してくれる。

新メンバーが参加したとき、自分でガイドを書く代わりに /team-onboarding を叩くだけで「うちのチームはこう使ってるよ」な資料が出てくるイメージ。

フォーカスモード改善

フォーカスモードとは何かを知るには、少し歴史を遡る必要がある。

バージョン 内容
v2.1.92 CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1 環境変数でフリッカーフリーモードが追加
v2.1.97 NO_FLICKER モードに フォーカスビューCtrl+O で切替)が追加。「プロンプト・ツール1行サマリ・最終レスポンスだけ」を表示する超ミニマルな表示モード
v2.1.101 今回の改善

フォーカスモードでは途中のツール呼び出しや思考過程は表示されず、最終レスポンスしか見えない

今回の改善は、Claude 自身が「ユーザーには最終メッセージしか届かない」と把握した上で、途中経過に言及しなくても意味が通じる自己完結したサマリを書くようになったというもの。

UI の変化ではなく、Claude の応答品質の改善。フォーカスモードを使っている人にとっては「なんか最終レスポンスが読みやすくなった」と感じるはず。