概要
新機能
- /simplify と /batch スラッシュコマンド追加 — バンドルされたスラッシュコマンドとして新たに利用可能に
- HTTP Hooks — シェルコマンドの代わりに、URLにJSON POSTして結果を受け取るフック方式が追加
- MCP OAuth の手動URLペースト対応 — 自動リダイレクトが効かない場合にコールバックURLを手動で貼り付けて認証完了可能に
- /copy に「常に全文コピー」オプション追加 — 選択するとコードブロック選択をスキップしてレスポンス全文を直接コピー
- ENABLE_CLAUDEAI_MCP_SERVERS=false 環境変数 — claude.ai の MCP サーバーを無効化可能に
改善
- Git worktree 間でプロジェクト設定・自動メモリを共有 — 同一リポジトリのワークツリー間で設定が統一
- /model コマンド改善 — スラッシュコマンドメニューに現在アクティブなモデルを表示
- 長時間セッションのメモリ使用改善 — サブエージェントの進捗メッセージをコンパクション時に軽量化
VSCode 関連
- リモートセッションが会話履歴に表示されない問題を修正
- セッション一覧にリネーム・削除アクションを追加
バグ修正(メモリリーク系)
- リスナーリーク修正(ブリッジポーリング、MCP OAuth、WebSocket再接続、自動承認ハンドラー)
- キャッシュ関連のメモリリーク修正(ファイルカウント、bashコマンドプレフィックス、MCP ツール/リソース、IDE ホストIP検出、git ルート検出、JSON パース)
- 長時間実行のチームメイトで全メッセージが保持される問題を修正
その他バグ修正
- ローカルスラッシュコマンドの出力がユーザーメッセージとして表示される問題を修正
- REPL ブリッジのメッセージ順序に関するレースコンディションを修正
- /clear でキャッシュされたスキルがリセットされない問題を修正
ピックアップ
/simplify と /batch スラッシュコマンド
/simplify は、変更したコードを見直して、再利用性・品質・効率の観点から問題があれば修正してくれるビルトインスキルです。コードを書いた後に /simplify を実行すると、冗長な部分や改善点を自動で指摘・修正します。
/batch は複数のタスクを一括処理するためのスラッシュコマンドです。
これらは「バンドルされたスラッシュコマンド」、つまり Claude Code に同梱されているスキルとして提供されています。
HTTP Hooks
従来の Hooks はシェルコマンドを実行する方式でしたが、新たに HTTP エンドポイントに JSON を POST する方式が追加されました。
これにより、シェルスクリプトを書かずに既存の Web サービスやサーバーで hooks を処理でき、JSON でリクエスト/レスポンスをやり取りするので構造化データの扱いが容易になります。リモートサーバーとの連携もシンプルに実現できます。
MCP OAuth の手動 URL ペースト対応
MCP サーバーの OAuth 認証時、通常はブラウザが開いて localhost にリダイレクトされて自動的に認証が完了します。しかし、リモート環境(SSH先など)で localhost リダイレクトが機能しない場合や、ファイアウォールやプロキシでリダイレクトがブロックされるケースがありました。
今回、ブラウザに表示されたコールバック URL を手動でコピー&ペーストして認証を完了できるフォールバックが追加されました。リモート開発環境での MCP 認証がぐっと楽になります。
/copy の「常に全文コピー」オプション
従来の /copy は、レスポンス内に複数のコードブロックがある場合、どのブロックをコピーするかピッカーで選択する必要がありました。
今回追加された “Always copy full response” オプションを一度選択すると、以降の /copy 実行時にピッカーをスキップしてレスポンス全文を即座にコピーします。コードブロック単位ではなく、常にレスポンス全体をコピーしたい人向けの便利設定です。