DROP/SENNHEISER HD 6XXを買った

ゼンハイザーのHD6XXを買いました。dropのサイトで$220だったことと、どうやらWEBサイトから普通に日本からでも購入可能になっていたので意を決した。

到着するまでの期間

海外製品で買うのにやっぱり一番不安なのは配送の部分かなと思っていたんですが、トラッキングがちゃんと用意されていたのでそこは安心してわくわくすることが出来た。注文が5/25で到着が6/4だったのでだいたい10日ほどで届いた。このトラッキングがリアルタイムというよりは何かのタイミングで処理されているみたいで若干誤差があった。

さっそく曲を聞いてみた

到着してすぐに開封して曲を聞いた。

新しいヘッドホンを買ったときはだいたいいつも椎名林檎の「葬列」とthe brownの「create the new world」と坂本真綾のなにかの曲を流すことが多い。椎名林檎の葬列は最後の部分で音がグチャッと重なるので解像感を確認している(適切かどうかはわからない)。the brownでバンドの曲との相性を見ている。坂本真綾で女性ボーカルでしっとり系の曲との相性を見ている。

現在所持しているヘッドホンで一番高価なのがMDR-1000Xでこことの比較になるかも知れないけど、このヘッドホンの売りはノイズキャンセルと無線という使い勝手の部分だし、他のヘッドホンはMDR-M1ST・K701・HD598という感じなので、エージング(をあまり信じていないが)を経ずとも音の分離とかベースの締りとか抜けは申し分なかった。間違いなくリスニングで今は一番いいヘッドホンだ。

ただ、15000円以上のヘッドホンを一本持っているとこの先価格に対する音質の向上は緩やかまたは趣味の領域という感じがした。

K701と比較して、音の傾向という意味ではぜんぜん違うので区別できる。能力的にもHD6XXのほうがいろいろな場面で有能な気はする。だけど、じゃあ15000円(HD650であれば50000円)の差額を出す価値は?というと誰にでもおすすめできない気がする気がするしやっぱりここから先は趣味だという気持ちになった。これは自分の耳の問題かも知れない。

(しかし、いいヘッドホンになれると安いヘッドホンに戻れないという危険の存在は認知している)

(やっぱりボーカル表現の艶がいいぞ…という気持ちになってきた)

300Ω に対する不安

今回の買い物でもう一つ不安だったのが300Ωという抵抗で、ヘッドホンアンプを所持していないのでちゃんと音量が取れるかどうかは心配していた。普段オーディオインターフェイス(Scarlett 6i6 gen2)を経由してスピーカーとヘッドホンをPCとつないでいる。このオーディオインターフェイスで行けるかどうかというのが観点だったが無事再生できた。良かった。

普段使っているイヤホンでは0-10で2か3ぐらいしか回さないところ、HD6XXでは7ぐらいまで回している。この音量普段のヘッドホンとかだと爆音なのでやっぱり300Ωはだてじゃなかった。

高いヘッドホンになると、ボリュームを上げていくときあるところから音量があがるというか解像度が上がっていく感じになるのが不思議な感覚。これは実際は音量が上がっていて感覚の問題だったりするんだろうか。

買ってよかった

このツイートの通り、モニタースピーカー、アンプ、ベース、ヘッドホンと音響周りで散財しまくっている。

散財正直あんまり良くないのだけど、これに関しては迷わず買ってよかったといえる。HD650は手が届かないと思っていたので諦めていたが、6XXの存在に出会えてよかったと思っている。これから音の変化などがあれば更新していきたい。

買った報告でした。