概要
Claude Code v2.1.90〜v2.1.98 の更新情報まとめ。セキュリティ修正、パフォーマンス改善、新機能追加が多数。v2.1.93, v2.1.95, v2.1.99, v2.1.100 はスキップされておりリリースなし。(99,100はこのあと出る可能性はある)
v2.1.98
- Google Vertex AI の対話式セットアップウィザードを追加
CLAUDE_CODE_PERFORCE_MODE環境変数を追加(Perforce ユーザー向け)- Monitor ツールを追加(バックグラウンドスクリプトからのイベントストリーミング)
- Linux でサブプロセスサンドボックス(PID namespace 分離)を追加
- print モードに
--exclude-dynamic-system-prompt-sectionsフラグを追加 - OTEL トレーシング有効時に Bash サブプロセスへ W3C
TRACEPARENT環境変数を追加 - LSP: 言語サーバーに
clientInfoで Claude Code として識別するように - Bash ツールのバックスラッシュエスケープによるパーミッションバイパス脆弱性を修正
- 複合 Bash コマンドが auto/bypass モードで安全チェックをバイパスする問題を修正
/dev/tcp,/dev/udpへのリダイレクトが自動許可されていた問題を修正- 429 リトライが小さい Retry-After で全試行を ~13秒で使い切る問題を修正
- kitty keyboard protocol 使用時に大文字が小文字になる問題を修正
--dangerously-skip-permissionsがサイレントに accept-edits に格下げされる問題を修正/resumeピッカーの多数の問題を修正/agentsにタブレイアウト追加(Running / Library)- Vim モードで
j/kが NORMAL モードで履歴ナビゲーション可能に /claude-apiスキルが Managed Agents もカバー
v2.1.97
NO_FLICKERモードでフォーカスビュー切り替え(Ctrl+O)を追加- ステータスラインに
refreshInterval設定を追加 /agentsに● N runningインジケーターを追加- Cedar ポリシーファイルのシンタックスハイライトを追加
- MCP HTTP/SSE 接続がサーバー再接続時に ~50 MB/時のバッファリークする問題を修正
NO_FLICKERモードの多数のバグ修正(zellij、メモリリーク、日本語コピー文字化け等)- CJK 句読点の後でもスラッシュコマンドや @メンション補完がトリガーされるように改善
- 貼り付け/添付画像が Read ツールと同じトークン予算に圧縮されるように改善
- Bridge セッションに git リポ/ブランチ/作業ディレクトリを表示
v2.1.96
- Bedrock で
AWS_BEARER_TOKEN_BEDROCKまたはCLAUDE_CODE_SKIP_BEDROCK_AUTH使用時に 403 エラーになるリグレッション修正
v2.1.94
- Amazon Bedrock powered by Mantle サポートを追加(
CLAUDE_CODE_USE_MANTLE=1) - デフォルト effort レベルを medium → high に変更(API キー、Bedrock/Vertex/Foundry、Team、Enterprise ユーザー)
- Slack MCP にコンパクトな
Slacked #channelヘッダー表示を追加 - プラグイン output style に
keep-coding-instructionsフロントマターフィールドを追加 UserPromptSubmitフックでセッションタイトル設定可能に/release-notesがインタラクティブバージョンピッカーに- 429 レート制限で長い Retry-After 時にエージェントがスタックする問題を修正
- macOS で Console ログインがキーチェーン問題でサイレント失敗する問題を修正
- スクロールバックで同じ diff が繰り返し表示される問題を修正
- CJK テキストが stream-json で文字化けする問題を修正
v2.1.92
forceRemoteSettingsRefreshポリシー設定を追加(フェイルクローズ)- 対話式 Bedrock セットアップウィザードを追加
/costにモデル別・キャッシュヒット内訳を追加- Remote Control セッション名にホスト名がデフォルトプレフィックスに
- tmux ウィンドウ kill 後にサブエージェント生成が永続的に失敗する問題を修正
- フルスクリーンモードでスクロール時にメッセージが重複表示される問題を修正
- Write ツールの diff 計算が大きなファイルで 60% 高速化
/tagコマンド削除、/vimコマンド削除(/config→ Editor mode で切り替え)
v2.1.91
- MCP ツール結果の最大サイズオーバーライド(
_meta["anthropic/maxResultSizeChars"]、最大500K)を追加 disableSkillShellExecution設定を追加- プラグインが
bin/以下に実行ファイルを配布可能に --resumeでトランスクリプトチェーン破断による会話履歴喪失を修正cmd+deleteが各種ターミナルで行頭まで削除できなかった問題を修正- Edit ツールがより短い
old_stringアンカーを使用し出力トークン削減
v2.1.90
/powerupコマンド追加(アニメーションデモ付きインタラクティブ機能レッスン)CLAUDE_CODE_PLUGIN_KEEP_MARKETPLACE_ON_FAILURE環境変数を追加.huskyをプロテクトディレクトリに追加- レート制限ダイアログの無限ループ → セッションクラッシュ修正
--resumeのプロンプトキャッシュミス修正(v2.1.69 からのリグレッション)- auto モードがユーザーの明示的な境界指示を無視する問題を修正
- PowerShell ツール権限チェック強化
- MCP スキーマの JSON.stringify 排除(パフォーマンス改善)
- SSE の大きなフレーム処理が O(n²) → O(n) に改善
- SDK のトランスクリプト書き込みが O(n²) → O(n) に改善
ピックアップ
/resume ピッカーの多数の問題修正(v2.1.97, v2.1.98)
v2.1.97 と v2.1.98 の両方で /resume ピッカーに関する修正が入っている。具体的には以下のような問題が解消された:
--resume <name>で開いたセッションが編集不可になる- フィルタリロード時に検索状態が消える
- 空リストで矢印キーが飲まれる
- プロジェクト間で古いセッションが残る
- タスクステータスのテキストが会話サマリを置き換えてしまう
- 10KB 超のファイル編集 diff が UI から消える
- アタッチメントメッセージがトランスクリプトに保存されず中間ターン入力が失われる
以前から /resume がうまく動かないことがあったが、これらの修正で改善が期待できる。
/release-notes がインタラクティブバージョンピッカーに(v2.1.92)
v2.1.92 から /release-notes コマンドがインタラクティブなバージョンピッカーに変更された。バージョンを選択するだけで該当バージョンのリリースノートを確認できるようになり、changelog の確認がより手軽になった。今まで知らなかったけど、次回からはこのコマンドを使って更新情報を確認してみるのもよさそう。
effort デフォルトレベルの変更(v2.1.94)
v2.1.94 でデフォルトの effort レベルが medium → high に変更された。対象は API キー、Bedrock/Vertex/Foundry、Team、Enterprise ユーザー。/effort コマンドでいつでも変更可能。なお v2.1.68 では Opus 4.6 のデフォルトが medium に設定されていたので、ユーザータイプによって異なるデフォルト値になっている点は注意。